専門・認定看護師

看護のスペシャリストとして専門領域で活躍する認定看護師たち

看護職員のキャリアアップ支援として教育プログラムの受講や院外研修への参加、認定看護師資格取得のための支援体制を整えています。
様々な領域でスペシャリストを目指す看護師の学ぶ意欲を支援しています。

専門看護師

老人看護専門看護師 認知症看護認定看護師 佐藤典子(さとうのりこ) 課長

患者さん・ご家族・医師・看護師・地域の相談員の皆さんなど職種や立場に関わらず高齢者に関する相談をさせていただいています。疾患に対する不安やケアについて、介護サービスに関すること、また、研修の企画やボランティアの参加もさせていただいています。高齢者の皆さんが、安心して暮らせる、納得した人生を送れるよう、力を尽くしたいと思います。

老人看護専門看護師 大久保みすず(おおくぼみすず) 主任

高齢患者や家族の意思を尊重することの大切さと難しさを感じつつ、丁寧な声かけを意識して働いています。日々の実践を通して、高齢者看護の楽しさを実感できるよう、ケアについて語れる雰囲気を心掛け、活動しています。高齢者の人生の最終章をチームで支えるために、患者さんや家族、ケアする人々との日々の出会いを大切にしています。

認定看護師

緩和ケア認定看護師 石井 みづき(いしいみずき) 主任

緩和ケア看護師として、様々な身体的、精神的苦痛を抱えて生活している患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、苦しみを和らげることができるような取り組みを行っています。また、患者さんが最期までその人らしく生きていけるように、個々の価値観を尊重する関わりを心掛けています。そのために、医師や薬剤師、臨床心理士など多職種と病棟ラウンドを行い、個々の対応を行っています。

摂食・嚥下障害 看護認定看護師 三橋聡子(みつはしさとこ)主任

院内で依頼を受け、嚥下機能評価や摂食時のポジショニングの調整、食形態の選択、口腔ケアなどを行っています。自宅退院を目指す場合は、安全な食事摂取方法や口腔ケアのポイントを伝え、患者さんが安心して在宅で生活ができるよう介入を行っています。今後は外来や地域との連携を図り、退院後や在宅療養の方をも含めた幅広い支援を行っていきたいと思います。

皮膚・排泄ケア認定看護師 瀧本渚(たきもとなぎさ) 主任

老化や疾患により脆弱になった皮膚を有する患者さんに対するスキンケア、マットレス選択などの褥瘡予防や早期治癒に向けたケアを実践しています。また、褥瘡対策委員会と栄養サポートチームに参加しており、医師や薬剤師、理学療法士、栄養士などの他職種と褥瘡回診とカンファレンスを行い、褥瘡が早期治癒に治癒できるよう横断的な取り組みを行っています。

皮膚・排泄ケア認定看護師 山口博美(やまぐちひろみ)

ストーマを有する患者さんのケアや、褥瘡・創傷ケアを中心に行っています。また、当院では高齢で脆弱な皮膚の患者さんが多くいるため、保湿などの基本的なスキンケアやオムツや失禁に伴う皮膚障害の予防に努めています。看護実践の中で、患者さんがよりよく日々を過ごせるにはどうすればいいかを考え、ケアを実践するよう心掛けています。

糖尿病看護認定看護師 行廣梨絵(ゆくひろりえ)

当センターは高齢者中心の専門病院ということもあり、他科の患者さんが糖尿病を合併することも多く、患者さん一人ひとりの考え方や生活背景など個別性を意識した療養指導、面談を心掛けています。また当院の看護スタッフがより良い糖尿病看護を患者さんに提供できるように、学習会を開催し、知識技術の向上に努めています。

糖尿病看護認定看護師 上村志津子(かみむらしずこ)

糖尿病看護外来(療養指導・フットケア・透析予防)や糖尿病教室の運営などを実施しています。糖尿病治療・療養指導はチームで行っており、他職種間で密に情報交換を行い、患者さんの小さな心の変化も共有できるよう心掛けています。また、院内外での勉強会の企画・開催も行っており、スタッフと共に学習する機会をできるだけ多く持ちたいと考えています。

感染管理認定看護師 宮寺麻衣(みやでらまい)

感染対策を正しく実践するために、部署でのモデルとなり、問題の改善策の立案や学習会を開催し、日々活動をしています。医療における適切な感染対策の実践は、感染の拡大を防ぐだけでなく、職員や患者さんを感染から守る意味においても重要です。今後も、順天堂系列の病院と連携して認定看護師同士が交流し、意見交換しながらスキルアップを図りたいと思います。

認知症看護認定看護師 櫻井恵(さくらいめぐみ)

急性期の認知症専門病棟で、認知症の人が様々な症状を抱えながらも不安の少ない日常生活を送ることを目指して認知症看護を実践しています。患者さん一人ひとりの思いや人生で大切にしてきたことを、看護に活
かすよう心がけています。患者さんが望む生活に近づけるよう、多職種チームで最善の方法を考えながら看護を行っていきたいと思います。